古武術とGitを両方語ることができる人物は、たぶん私以外にいないのではないか😅
現代のソフトウェア開発に不可欠なバージョン管理システム「Git」。
プログラムがどう進化していくか、そして進化の際にどう分岐するかという派生ツリーのあり方は、武術流派の発展と派生に似ている。
一旦分岐し、別物になった流派を、その状態のまま統合する(Merge)と問題を起こす。
仮に、河北派形意拳と山西派形意拳を例に取る。
A---B---C 河北派形意拳
\
D---E 山西派形意拳
このようになっている流派を、いいとこ取りしようとして単純にくっつけると、衝突(Conflict)が起こる。
A---B---C-------M 統合形意拳?
\ /
D---E
このようにしてしまうと、進化過程CとEの間に両立し得ない矛盾があった時、それはどちらも成立しなくなり、流派としての「弱点」になってしまう。
(Gitはこのような衝突を認めず、エラーを吐く)
こういう場合、単純な合体ではなく「ベースの付け替え」(Rebase)を行わなくてはならない。
A---B---C
\
D'---E' 統合形意拳
この場合で言うならば、山西派形意拳の側が河北派形意拳の進化過程である「C」を学び、自らの進化過程である「D」を「C」の先に載せるようにする必要がある。
こうすることで「派生ツリー」を整理することができる。
これは、プログラミングでも簡単な話ではない。
派生からの進化が長くなると衝突が多すぎて、統合が現実的ではなくなる。
ましてや、武術という「個の経験」をベースに置くものにおいては、このような「ベースの付け替え」はまず無理と考えたほうがよいだろう。
ただ、様々な流派を学んでいく上で「衝突」を感じた場合、このGitの考え方を覚えておくといい。
衝突地点まで戻って、何が衝突しているのかを精緻に調べるのだ。
そして「どう解決するか」を決めるとよい。
十分な経験を積んだ武術家であれば、そこから「新たな派生」が生まれるかもしれない。
このやり方は、初級・中級者には勧められない。
自分の身につけてきたものに「衝突」を感じ、その解決が必要だと感じられるその時まで、このようなことは考えなくていいだろう😊
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