昨日、Netflixで「チ。ー地球の運動についてー」の第1話を見た。
TVアニメ「チ。ー地球の運動についてー 公式」
https://anime-chi.jp
いきなり拷問から始まるというエグさだが、拷問者と被害者の対話が非常に興味深かった。
「知ってます? 爪が剥がれると、何が困るか」
「も…物が持てなくなることだ」
「爪がないと、握力が出ない」
「おお! さすが学者さん」
「でも不正解。答えは激痛です」
「結局そういうシンプルなのが一番困るらしいですよ」
以降ウギャーな展開になるわけだが、この学者さんの答えは大変説得力がある。
爪がないと、物が持てなくなるか?
これはさすがに試すわけにはいかない😅
しかし、私は
「なるほど! おそらくその通りだろう」
と膝を打った。
爪というのはそれくらい重要だ。
爪は陽面にあり、そして手の先端に非常に近いところにある。
現在古武術パーソナルトレーニングで「先端を捉える稽古」をテーマとしてやっているが、先端を捉える上では、爪は大きな手がかりになる。
中国武術においては、爪は重要な部位としてしばしば言及される。
「爪がないと、握力が出ない」
これは、フィジカルばかりを注目していると理解できない着眼点だ。
これひとつとっても、古流を学ぶ必然性は揺るぎないと言えよう。
これまでのトレーニングで、満足でしょうか?
コーチ・トレーナー・先生の言っていることがわからない。
もう少し、私が困っていることを理解してほしい。
ご安心ください。
武研門の古武術パーソナルトレーニングは、あなた一人にフォーカスします。
初回ご相談は無料。
お気軽にご連絡ください!